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21世紀の競争は、ITそしてITと一体化したロジスティクスなしには勝てない。
そうした認識を前提にすれば、様々な要件が不可欠ではあるが、ITを活用して競争力の強化に取り組んだ企業と、そうでない企業とでは大きく違ってくる。 そしてそれが低迷や衰退に向かうのか、それとも生き残れるのか、さらには新たな成長につながるのか、という別れ道になるだろう。
IOの企業変革は、ITを企業の再生、競争力の強化にどのように結び付けるかを学ぶ貴重なモデルケースになると言える。 21世紀は明らかに20世紀とは大きく異なった時代となる。
このような時代認識に立てば、21世紀に求められるのは、変革だろう。 日本の小売業にはとくにそう言える。

成長している小売業の経営者は、すべて変革者だ。 その中でも際だって変革者と呼ぶのにふさわしい経営者がいる。
それはUQで有名な「Fリテイリング」の創業者のY正社長(2002年2月に会長に就任予定)と、IOのO田元也社長の二人だ。 Y社長が53歳(1949年2月生)、O田社長が5一歳(1951年6月生)と年齢も近い。
この二人には共通点が多い。 大学は二人とも早稲田大学で、ともに二代目。
Y氏は実質創業者、O田社長は、現在進めている大変革によって誕生する、新生IOの創業者的立場だ。 ともに合理主義者で直線的、乳蝶を回避しないで正面突破を狙う、手練手管を使わない公平さを倫理観として持っているように見える。
批判を受けることも多々あり、玄人受けするが一般受けしない。 不合理なもの、前近代的なものに対して、二人とも強い問題意識を持っている。
O田元也社長は世襲を否定して、自分限りであることを宣言している。 O田社長は自分やIOを客観視できる人だ。
これは経営者としての安心感につながる。 二人とも小柄だが腹が据わっており度胸があり、大胆だ。

革新者らしく確信的で妥協しない。 それだけに過激と世間に思われ、理解してもらうのに時間がかかる。
シャイ(内気)で大向こうを巻きこむような話ができない。 革新的だが革命家のように全身からエネルギーを発するコミュニケーションは不得意だ。
会話の内容は本質的でしかも短い。 視座が高い。
Y社長の眼は日本の同業他社や日本の小売業だけに止まっていない。 むしろ他業界や外国企業全体を視野に入れている。
O田社長も、日本の小売業という視点を超えて、世界の小売業の中でのIOという視点で見ている。

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